Shun's Weather Report

Cycle Road race and etc...

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その日とその次の日

30km ローラー

 昨日は結構ゆれたものの、無事です。少し物が落ちた程度。

 昨日の今日だったので自宅でローラー。しかし全く集中できず。当り前か。津波の映像や被災地のことばかりが思い浮かんでしまいました。

 自転車整備したり、買い物行ったり、スーツを取りに行ったりしましたが、町の風景はいつもより静かで、自分の心は雨でした。

 以下に、昨日今日をつぶさに書いてみます。覚えておかなければいけない気持ちだと思うので。一部不謹慎だったり安直だったりする記述があるかもしれません。また、読んでいて楽しい文章ではないでしょう。


 ぐらぐらっと来た。

 また、地震か。

 職場でパソコンの作業中。API とにらめっこしながらExcelのマクロ組み。やっと形になってきた、というところでやってきた。

 いつものように、すぐ終わるかと思ったが揺れ続ける。

「ヤマカワさん、一応出ましょうか」

 後ろにいたソウダさんから言われて重い腰を上げた。まあ、一応。外より中の方が安全じゃなかったっけ、と思いながら。しかしまだ揺れている。けっこう揺れている。

 階段を下りて、玄関口に出たところでさらに揺れが大きくなり始めた。同じ職場の人たちだけでなく、通行人、向かいの店の人も表に出てきていた。どこに逃げようとできるのだろう。地震は全てをゆらし、逃げ場はない。ただただ、その場で揺れる景色を見ながら立ちつくすだけ。映画のゴジラの一場面のよう。一瞬そう思った。

 世界が揺れている。向かいの3階建ての茶色の建物が左右にしなる。その向こうに見えるいつもなら微動だにしない灰色の電柱が揺れている。

 自分は玄関口にもたれかかって外には出なかった。落下物などを考えるとここが一番かと。横ではレコーディングに来ていた外国人スタッフが息遣いを荒くして立っている。ソウダさんは車道まで出て上の方を見ている。周りの他の人たちもかなりの数が車道まで出て自失している。ヤマトさんは見知らぬおばさんにしがみつかれている。

 揺れがひどい。大丈夫だろうか。このぐらいならぎりぎりだが、これより強くなるとやばい。大丈夫か。大丈夫か。。。

 階段から下りてきて1分、いや、2分だったか3分だったか。長く感じた。そのうち、揺れは収まった。

 一息ついて、2階に戻って机の上から落ちてしまった書類を片付けていると余震。また外へ。さっきよりは小さいか。

 そのあとも揺れが収まって上に戻ったら余震、また余震の繰り返し。大きいのだけで5回ほどあったろうか。揺れの回数が多かったせいか、揺れが収まった後もまだ揺れているような感触でした。そのあとも小さい余震が何度も何度も。

 ここが震源であったら大丈夫だが、もし他が震源で、震源から遠いここがこの揺れだったら危ないな。そう感じました。しかしすぐに東北地方が震源であることが判明することになる。

 「マグニチュード8.7ですって」

 携帯電話を操作していたヤマトさんが言った。ハチ?ハチって数字は聞いたことがない。調べてみると阪神大震災が7.3。マグニチュードが1上がるとエネルギー的には30倍になる。その時は10倍だと勘違いしていたが、そうだとしても阪神のときの50倍ぐらい?これは、やばい。「やばい」という言葉はあまり好きでないが、他にいい表現が見つからない。

 社長から帰宅指示が出たが、西武線が止まっているので帰ろうにも帰れない。政府からは職場待機すべしという発表もあったし。しょうがないので仕事の続きをちょぼちょぼ。しかし身に入らない。

 18時半に食堂へ。食堂にはテレビがあり、さすがに今日はNHKがついている。もちろん地震関連報道しかやっていない。アナウンサーは信じられないような数値を口にし、火の手だけがこうこうと上がる停電した夜の町の映像。そしてカメラが切り替わった。

 はじめ、何が映っているのか、よくわからなかった。

 茶色く汚れたスクリーンの上に、なにかよくわからないゴミゴミした染みが広がっていく。なんだ、これ?

 しばらくして気がついた。茶色いスクリーンは田んぼ、染みはその上を広がっていく津波。それを上から撮影した録画映像だった。総毛立った。

 「有り得ない」風景。田んぼの上を海水が流れていく。海水は燃える民家をも流し、さらには海から運んできたのであろう船までもが田んぼの上を進んでいく。

 もう、見ていられなかった。早々に席を立った。

 21時に歩いて帰ることにした。途中で右足の母子球の辺りにマメができて、朝まで待てばよかったかと少し後悔。しかし3駅歩いたところで、同じ方向に歩いていたおじさんに西武線が動き出したことを聞き、のこりの4駅は電車で帰宅。23時。

 ニコニコ動画でNHKが転送放送されていたので見た。しかしあまりに現実離れしたニュースばかりで気持ちが麻痺してしまった。

 翌朝。

 実はいつものとおり埼玉に行こうかとも考えていたが、どうしようか迷っていた。さすがによくないよな。

 インターネットでニュースチェック。死者200人。原発停止。どこそこ壊滅状態。どこそこ地区と連絡がつかず。

 もう、何がなんだか。もちろん遠くに出ることすら、練習のために外に行くこともはばかられる状況。なにか自分にできないか、とも自問してみたが、あまりに無力。現時点では自衛隊や政府にまかせるしかない。

 幸いに山口の弟は無事で、一安心。ただ、幾人か東北地方にいたはずの知人が心配。ローラーで練習したり、自転車整備したりしましたが、心は悲しくて悲しくて。近しい人が亡くなったとかそういう訳ではないのだが、あまりに痛ましい惨事であることが胸に痛い。

 これまでこんな気持ちはあまりありませんでした。これまでの災害のニュースのときも「ひどい」「やばい」とは痛切に感じましたが、どこか輪の外のような気分があって、今回ほどに「悲しい」の気持ちは多くはありませんでした。今回は自分が実際に同じ地震にあって、危機感をもったからなのかもしれません。

 Yahoo Japan のトップページに縦に並んだ地震関連のニュース8つをチェックするたびに被害は大きくなっていく。津波、火災、土砂崩れ、さらには福島原発の放射能漏れ。原発の事故を聞いたときは目の前が真っ暗になった。

 悲惨なニュースを見るたびに悲しくなるので、もう見ないようにしようかとも思った。でも現実に目を向けるべきだとも思ったり、果たしてニュースの内容を知ったとしても何もできない自分がむなしかったり。

 今夜は21時を過ぎた頃に泣いてしまいまた。自分が泣いてもどうにもならないのはわかっているし、なぜ泣くのかもよくわかりませんでした。今は、落ち着いています。

 今はただ、1人でも多くの命が救われることだけを祈ります。
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| 日記 | 22:42 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

俺がいるのは山口じゃがくて山形だよ~

| 弟 | 2011/03/13 21:53 | URL |

Re: おおっと

 間違えた。

 そっちも似たようなもんじゃねえか。

 じゃがくて~。

| Shun | 2011/03/14 01:47 | URL |















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