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トレーニングしましょ(言葉のちから)

>目次

 「今日は駄目です」という人。「今日は踏ん張ります」という人。


 本文の前に1つ。かなり間が空いてしまいました。楽しみにしてくれていた人が、もしかして万一居たりしたらごめんなさい。

 もう1つ。本文で「言葉のちから」というワードを多用します。意味合いは読んでいるうちにとらえてください。

◆ポジティブ万歳

 例えば、レースの当日。調子がめちゃめちゃに悪いとします。監督から今日の調子を聞かれたとして、そこで上の2つの返答の違いを考えてみましょう。

 「今日は駄目です。」

 思いっきり自分のコンディションが悪いことを肯定しています。確かにそれは事実ではありますが、「今日は調子が悪いからここで終ろう」とか、「今日は俺の日じゃないから適当に」という感情につながってしまうモノです。

 また、調子が悪いという事実を発表してしまうと、それによってパフォーマンスの言いわけを固めることになります。もちろん結果には悪い影響しかありません。

 口に出しても、心の中では違う考えを持っていればいいのでは?と思うかもしれませんが、音として口に出し、それを耳から聞くことによってその「言葉」というものはちからと現実感を増し、心に知らず知らずのうちに浸透してしまうものです。例えその言葉に対する反骨精神をもっていたとしても、です。

 「今日自分、最高っすよ!」

 じゃあ、自分を盛り上げるために、どんなにコンディションが悪くとも、景気のいいことを言うべきでしょうか?答えは"No"です。

 嘘の言葉というものはちからを持ちません。上の例で行くと、言葉に出したとしても、その言葉について疑いが生じます。「いや、さすがに最高じゃあないな。」「言い過ぎたかな。調子に乗って攻めすぎたら後半もたないよなぁ。」

 もちろんテンションをアップさせるような発言などについては否定しませんが、現実とかけ離れているような言葉にはちからはありません。

 「今日は踏ん張ります。」

 現実を正しく認識し、それでもパフォーマンスを否定しない、そんなバランスのとれた言葉だと思います。ポイントは2つ。

 1つ目。リアリティがあるので「よーし、今日は頑張るか!」という気持にもつながります。また、実際に言葉にすることによって周りに意思を表明し、その行為の達成を自分に課すという効果もあるかもしれません。

 2つ目。この返答は実は「今日の調子はどうよ?」という質問への直接的な返答にはなっていないんですね。いいとも悪いとも言わず。ただし「悪そうだ」という返答にはなっています。ここでもリアリティという面ではOKです。

 ここで「悪いけど、踏ん張ります」と行ってしまうと、「今日は駄目です。」に近づいてしまうのであまり良くないでしょう。あくまでネガティブな部分は、心の中で思っていても口にしない方がいいと思います。

 逆にポジティブなことは、リアリティさえあれば、逆に口に出すことをお勧めします。自分を励まし、テンションを高揚させ、積極的なパフォーマンスにつながるでしょう。もちろん調子に乗りすぎて、というのもアレですが・・・。

◆心と音

 上でも書きましたが、心の中で思うだけと実際に口に出して耳で聞くというのは大違いです。

 詳しくは精神トレーニングなどの本で書いてありそうですが、「音として口に出す」そして「音として耳で聞く」と、ただ心の中に留めておいた時と比べて影響する度合いは必ず大きくなります。言葉のちからが作用する、と言えばいいでしょうか。

 上の例では自分が発言するについてみてみましたが、自分が口に出さなくとも、耳から聞く言葉にもちからがあります。つまり「音として耳で聞く」単体で作用する場合です。

 例えばスタッフから「今日は調子悪そうだね」といわれると「そうなのか、自分調子悪いのかな」という思いが浮かんでしまうものです。調子が良かったとしてもです。そういう場合は「目が無いっすねー。バッチグーっすよー!乞うご期待です!」と笑い飛ばすのがよさそうです。

 逆に調子が悪い時に「今日、行けそうだね」と言われると「もしかして調子いいのか?」などと少なからず考えます。ただし調子が最高に悪い時に「今日完璧だね」といわれても、それにはリアリティが無いのでポジティブな影響はほとんどないでしょう。

 スタッフやチームメイトについても発言はポジティブ寄りであるとよいと思います。

◆抽象・具象

 ここからは練習日記など自分の状態を表す場合の言葉について書いてみます。

 例えば、スランプに陥ったバッターがいて、この状態を抜け出すために、練習日記を読み返す時のことを考えます。彼は殊勝なことに日々のバッティングの感覚を毎日書きとめているのです。

 打率が良かった時の日記を読むと、バッティングの動作の感覚について、こう書いてありました。

 「右足にぐっと1つためて、背中から回してグイーーーンと回す感じ」

 この言葉を参考にしたら彼の打率は元にもどるでしょうか?少なくとも良かった時のバッティングを再現できるでしょうか?多分駄目な気がします。

 原因は抽象的であること。

 右足ってどこ?「ぐっと1つ」ってどのくらい?背中?グイーーーン???

 「右足にためる」といっても、(以下素人考えですが)

・体重を載せる = つまさき/かかと
・体重を支える = ヒザ/おしりの筋肉/脚の前の筋肉
・重心は = 前/後ろ

という違いがあるはずです。よって彼が動きを再現しようとしても、情報としては「右足にためて」という言葉しかないため、分からない部分を感覚やその場の試行錯誤で埋め、完全な再現とはならないでしょう。

 もちろん「グイーーーン」を読んで、「これだ!」となって良くなる場合もあるでしょうが、それはたまたまです。

 感覚的な部分については特にですが、情報は具体的であるべきです。

 では、同じ例で日記の具体的な記述を考えてみましょう。

 「右足母子球を始点としておしりの筋肉で体幹を支える。ヒザはつま先をギリギリ超えない位置。左脚はリラックスして腸腰筋でぶら下げるだけ。ピッチャーのボールリリースで右足の溜めを切り替えて行き、バットのグリップエンドを小指で水平に引っ張る感覚で、ライトスタンドに向かって放り出すように。あごは引かずにピッチャーキャップに向けるように少し上げる。」

 ちょっと甘い部分もありますが、これだけ情報があると再現はできそうです。

 具体的という以外のポイントとしては、追加の情報があるということです。抽象日記では右足のことしか書かれていませんが、具象日記では左足と指とアゴのことについて書いてあります。

 彼の日記ではどちらも右足をポイントとして書いているようですが、実は好調につながった原因は左足のリラックスとアゴの角度だったとしたら?抽象簡易日記ではいくらやっても好調フォームを取り戻すことはできないでしょう。

 というわけで、もし現在の状態を書き留めるのであれば、

・内容はできるだけ具体的に書く
・ポイントにとらわれず観察し、ささいな情報も書いておく

と良いと思います。

 具体的内容がしっかりあるのであれば、それに付加する情報や感覚として抽象的なことを書いておくことは問題ありません。かえってそういう言葉のほうが伝わりやすかったりすることもありますし。

◆言霊

 言霊とは

言霊(ことだま)とは、日本において言葉に宿ると信じられた霊的な力のこと。言魂とも書く。
(Wikipedia「言霊」の項より抜粋)

だそうです。このことを考えると「◆ポジティブ万歳」で考えたことも納得できちゃったりします。

 経験的にも強い人はちからのある言葉を発しているように思います。どんな言葉かと言われると思いだせないのですが、オーラというか。感覚的なもんです。

 それでも、言葉に「ちから」が宿るというのは(霊性とは無関係としても)事実だと思います。ネガティブな発言ばっかりしている選手は弱いし、お調子者は景気が良くても結果はでない。

 正しく強い言葉を使いましょう。

 仮に神様の面として言霊が事実だとすると、良い言葉にはポジティブな力が宿り、その力がその言葉どおりに様々に働きかけるということです。正しく強い言葉を発する人の競技力を後押しするってこと。これってすごいお得じゃない?
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| 日記 | 21:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑















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